【ゆる理財】投資のメリット(とデメリット)

2023年1月15日

記事の概要

 投資をするとこんなメリットがあるのではないかと、思いつくままに書き出してみました。

 投資をしてみようかイマイチ踏ん切りのつかない方に読んで頂ければと思います。

 もちろん良いことだけではないので、デメリットも付け足しておきます。

メリット

リターン(不労所得)

 一番のメリットは何よりもリターンとしての「不労所得」

 「不労所得」って良い響きですね()

 最近の投資ブームもあり、今後の先進国社会のスタンダードとして月数万でも不労所得を得ている事が前提になってしまえば、むしろ不労所得が無いのはただのマイナスです。

 余裕があるなら投資に手を出しておくに越したことはありません。

 商品にもよりますけれども、基本的に、リスクを抑えたまともな商品ではバカ稼ぎはできないですし、かといって別に無駄にハイリスクな手法に出て全財産を失う必要もないと思いますので、ほどほどに。

経済に関心持てる(そして詳しくなるかもしれない)

 既に皆さんは否応なしに(そして程度の差こそあれ)世界経済の当事者です。

 しかし、投資を始めると世界経済の「主体的」当事者になれます。

 投資を始めてみると経済ニュースが他人事ではなく感じるようになるはずです(もちろん投資をしていなくても経済ニュースに関心を持っていらっしゃる方もいます)。

 日本だけでなく、その他の主要国の経済政策にも興味を持つでしょう。

 ニュースを見ていると日経平均、トピックス、ダウ、ナスダック、S&Pやら奇怪なワードが飛び交い、円ドル・円ユーロ相場等がしきりに報道されます。

 気になるワードが出てきたら、「なぜ」と思ったら、まずは聞こえてくるワードを頼りに検索してみて下さい。

 関心が持てなければ、詳しくなっていく為の最初の1歩は踏出せません。

 いきなり詳しくなることはありませんが、日々のリサーチ等も相まって徐々におおよその事が分かるようになってくるでしょう。

 経済に詳しくて損することはありませんので、投資に、あるいは本業に、あるいは何か事業を立ち上げるために、身に着けた経済の知識が何らかの形であなたの生活を良くしてくれるかもしれません。

 別に多額の投資をしなくても良いのです。

(銘柄は吟味する必要がありますが)まずは数万程度でも投資信託かETFあたりに投資してみると、世界の見方が変わるかもしれません。

お金にシビアになる(「真に価値あるお金の使い方」を考える様になるかもしれない)

 ケチになるという意味ではないです。

 投資を始めると、投資をするということ、まとまったお金がいかに価値のあるものなのかということに気が付くわけです(実感が伴う)。

 そうすると、「極力意味不明な出費を削って投資に回そう」と頭の使い方が変わってくると思います。

 日常生活でも「これは投資に回す分を削ってまでする程に、本当に意味のある金の使い道なのか?」などと「真に価値のあるお金の使い道」を考えて生活するようになります。

 もちろん、投資をしなくてもそうした感性をお持ちの方がいます。

金融リテラシーが身に付く(かもしれない)

 もちろん関心持ってある程度リサーチ等をして圧倒的金融リテラシーを身に着ける事に越したことはありませんが、少しサボり気味でも、ある程度「投資ってこんなもんか」くらいの感覚は身に付くかもしれません。

 サラリーマンであれば退職金等で、サラリーマンでなくても相続等である程度まとまった金額を手にする時がくる方もいるでしょう。

 そんな時に限って一時の気の迷いで怪しい儲け話に目が向いてしまう方がいるかもしれません。

 で怪しい儲け話でそのお金の全てを溶かすなんて事も…

 まとまったお金が手に入る場合以外にも、詐欺まがいの変な儲け話に借金をしてでも…なんてことも。

 投資(資産運用)の感覚があれば、怪しい儲け話を上手く回避する事ができる場合があります。

 「変に給料が高い仕事は変な仕事」と相場が決まっていて、多くの方はその辺の相場観が分かります。

 しかし他方で、資産運用等の抽象的な金で金を稼ぐ話になると、それまで投資経験が皆無の方は怪しい儲け話でつまづきかねません。

 例え少額でも、正しい投資はお金を扱うにふさわしい感覚を身に着けるお手伝いをしてくれるでしょう。

資本主義の資本家側として世界の支配者になった気分

 これは半分冗談で半分本気です。

 「会社は誰のモノか」という問いに対して、,倫理的に「従業員のモノ」という回答があり得ますが、現実には株主のものです。

 大会社であれば株主の利益の為に会社の役員は頑張り、会社の役員の方針を実現するために従業員の皆さんがいます。

 株式の所有者になれば、あの偉そうな社長やその下の社員が自分のために働いていると思えるでしょうし、配当等で儲けさせてくれるならその実感も湧くでしょう。

 投資信託であっても、間接的にではありますが、自分の為にみんなが働いてくれています。

 全世界型のインデックスファンドを買えば全世界の経済人が自分の為にあくせく働いてくれるわけですね!←

 もっとも、配当のみで生活でもしない限り、自分も誰かの為に働いていることになりますが、そうやって、世界は誰かの為に回り回って動いています。

心の余裕

 金銭的にも、(資本家気取り的な感じで)心理的にも、心に余裕が生まれます。

 心の余裕は人生で一番の財産です。

 ちなみに、投資に限らず人それぞれの方法で心の余裕は生まれますし、お金だけが心の余裕を生むものではありません。

 念のために補足として申し上げておきます。

デメリット

 良いことばかり書いてきましたが、一応デメリットも書いていきます。

必ず利益が出るわけではない

 選ぶ商品や期間によりますが、当然、必ず利益が出るものではありません。

 ほぼ絶対リターンが来るとすれば、例えば国債のような、債務者がほぼほぼ消滅しないモノくらいでしょうか。

 それでも「もしも」の事はありますし、リスクが低いものは期間の割にはリターンも低いでしょう。

 リスクを取らなければリターンが無いのは何事にも共通する事です。

短期的には自由に使えるお金が減る

 投資は即効性がありませんので、最初の内は投資に回すお金の分だけ月々の固定費が増加していきます。

おわりに

 気付いたことがあれば随時更新して行きます。